若狭小浜 放生祭(ほうぜまつり)
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△平成15年放生祭


神楽
神楽の本屋台には獅子頭が載るが、獅子舞はなく、優雅で繊細な音律の神楽獅子を聞かせる。本屋台の大小二つの太鼓と笛の囃子で道行きし、神社や各区の本陣では、前屋台の二つの小太鼓と笛の囃子を奉納する。江戸時代の祇園祭礼の頃から中西町(現 鹿島区)の「神楽太鼓」として出ており、他の4区も鹿島区から伝習したといわれている。
 

津島区
明治から大正にかけては謡曲の「弓八幡」を題材にした練り子を出していた。昭和3年から神楽になり、昭和34年には屋台の大修理をした。
神田区
神田区の出し物が神楽となったのは明治42年からという。江戸時代の祇園祭礼には広小路・東宮前町が「餌差(鳥差)」の練り子を出していた。
白鳥区
明治40年から神楽を奉納してる。稽古場と本陣に使用している白鳥会館(旧桑村兼庵家店蔵)は明治時代の洋風建築物で、国の登録有形文化財となった。
鹿島区
宝暦5年(1755)にはすでに中西町の神楽太鼓が祇園祭礼に出ていたことが記録でわかる。現在の屋台は、文久2年(1862)に製作され昭和3年の大修理で現在の姿になった。
白鬚区
放生祭の5区の中で唯一、巫女の舞をともなう神楽であったが、残念ながら諸般の事情で昭和63年の出番を最後に休止しており、本年も本陣飾りのみの参加である。
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